キッチンの掃除はどれぐらいの頻度でしていますか?レンジフード(換気扇)のシロッコファンやフィルター掃除は作業も大変です。業者に依頼されることをお考えの方も多いのではないでしょうか。
そこで、今回はキッチンのクリーニングを業者に依頼したときの掃除範囲と掃除方法をご紹介します。自分で掃除する場合との違いもお伝えし、キッチンのクリーニングのメリットをご紹介します。
キッチンクリーニングってどんな掃除?
まず、キッチンのクリーニングとは、コンロや魚焼きグリルに付着した頑固な油汚れや、シンクについた水垢やヌメリなどキッチンのあらゆる場所を業者専用の洗剤を使用してキレイにするサービスです。自分ではなかなか落とせなかった汚れまでキレイにしてくれるので、このサービスを利用される方が増えています。
キッチンクリーニングのサービス範囲は、業者やプランによっても異なります。主な範囲と掃除内容をご紹介します。
・レンジフード(換気扇)のシロッコファンやフィルター
レンジフードや換気扇のすべて取り外せる部分を外して、シロッコファンやフィルターなどを洗剤に浸して汚れを浮かして取り除きます。そして、汚れが浮いてきたら、しっかりすすいで、取り付けます。最後に動作確認をして、不具合がないか確かめます。
・コンロ・魚焼きグリル・オーブンや食洗器
コンロの天板や五徳を外して、専用の洗剤につけ置きして汚れを取り除きます。コゲついた部分や油が固まった部分は専用のヘラなどを使用して削り取ります。また、備え付けのオーブンや食洗器もクリーニング範囲となる場合があります。
・シンク・流し台・蛇口・排水口
シンクの素材によって洗剤や使用する工具を変えて、水垢などを落としていきます。クレンザーなどで磨き上げることで、蛇口や天板などのメッキやステンレス部分がピカピカに輝きます。黄ばんだ部分には、塩素系漂白剤などを使用して白くよみがえらせます。
・コンロ回りの壁や化粧パネル
コンロ回りの壁や化粧パネルに付着した油などの汚れを、汚れ状態によって洗剤を使い分けてキレイにしていきます。タイルの目地に入り込んだ油汚れや、ヌメリ・カビなどには塩素系の漂白剤を使用します。
・カウンター・収納棚・引き出しの中・床収納など
カウンター・収納棚・引き出しの中・床下収納を洗剤拭き、水拭き、乾拭きという順にキレイにしていきます。
・照明器具
・フローリング(キッチンの床部分)
フローリングや床部分は、掃除機で大きなゴミを吸い込んでから、洗剤拭き・水拭きという順で掃除をします。汚れがひどい場合は、リビング全体の床面洗浄ワックスを使用することをおすすめします。
【主な作業の流れ】
① キッチン回りの床を養生し、汚れ防止をする。
② レンジフード(換気扇)のシロッコファンやフィルターを外し、洗浄と動作確認をおこなう。
③ 壁や窓・収納棚などをスポンジやタオルなどを使用して掃除する。
④ コンロの五徳や魚焼きグリルを分解してつけ置き洗浄や専用の工具を使用して洗浄する。
⑤ コンロ・IHの本体についたコゲを専用工具や金タワシ、スポンジなどで汚れを落とす。
⑥ シンク・蛇口・排水口を専用の洗剤とスポンジを使用して水垢を取り除く。
黄ばみは塩素系漂白剤を使用して清掃する。
⑦ 床下収納や床の掃除をする。
⑧ キッチン全体の乾拭きをする。
このような流れでクリーニングをおこないます。
すべての工程が終了後、施工者が最終確認をします。お客様にも確認を行ってもらい、キッチンクリーニング完了です。
業者によるキッチンクリーニングのメリット

業者にキッチンクリーニングをしてもらうときのメリットをご紹介します。
・衛生面で安心できる
キッチンは食べ物を扱う場所なので、菌やカビが発生していると衛生面で不安になります。
夏場は食中毒なども心配になるものです。そのため、業者にしっかりクリーニングしてもらい、衛生的に保ちましょう。食中毒の予防になり、安心して食材を扱えるようになります。
・害虫予防になる
・見た目がキレイになる
自分で行う台所掃除との違いとは?(手順などを踏まえて)
キッチンのクリーニングを業者に依頼する場合と自分で掃除する場合、2つの違いがあります。詳しく見ていきましょう。
・自分の時間を使って掃除する必要がない。
仕事が忙しかったり、小さいお子さんがいたり、自宅で介護をしているご家庭など自分で掃除する時間を割くことができないときにはキッチンのクリーニングは多いに助かるでしょう。時間と労力を使用することなく、キレイにしてもらえるのは大きな違いといえます。
・自分では落とせない汚れや、作業できない所までピカピカにしてくれる。
業者は、専用の洗剤をもっており、あらゆる汚れを落とすことが可能です。そして、自分では手が届かない所など隅々までキレイにしてくれます。自分でできる範囲以上、自分で落とせる汚れ以上をキレイにできることが大きな違いです
キッチンクリーニング業者を選ぶコツ

キッチンのクリーニング業者を選ぶコツをまとめてご紹介します。
・数社に見積りを依頼して費用を比較する
・クリーニング内容を確認し、クリーニングしてほしい範囲を確認する
キッチンのクリーニングといっても業者によって内容が異なります。場所によってはプラスで費用がかかることもあるので、どこがクリーニング範囲なのかを事前に確認しましょう。
まとめ
キッチンのクリーニングの範囲や方法をご紹介してきました。自分では、なかなか落とせない汚れやコゲがあります。そして、隅々まで徹底的にキレイにするには時間も体力も必要となります。そのため、もしキッチンをキレイに生まれ変わらせたいと思う方は業者に依頼することをおすすめします。隅々までキレイにしてくれます。