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天井の掃除方法は汚れの種類によって違う!落とし方を汚れごとに解説

天井の掃除方法は汚れの種類によって違う!落とし方を汚れごとに解説

どのご家庭でも、掃除しにくい場所といえば「天井」ですよね。掃除しなければとわかっていても、そうそう簡単にはいかないものです。年末の大掃除にやればいいと、ついつい先送りになっていませんか?

あるいは、天井の掃除がしにくいからではなく、「そもそも天井はそんなに汚れないので、掃除は必要ない」と思っている方もいるかもしれません。しかし、みなさんの想像以上に天井は汚れています。

今回は徹底的に天井の掃除をしたいという方にご紹介したい、天井の汚れの種類とその掃除方法について詳しくお伝えします。

天井につく汚れの種類と掃除アイテム

天井が汚れているのかどうか、あまり気にならない方もいるかもしれません。しかし、ホコリは上から降ってきます。いくらこまめに天井以外を掃除しても、天井が汚れたままであれば、元も子もないのです。

ほこりやクモの巣

天井の汚れの原因はホコリであることが多いです。ホコリは上から落ちてくるので、天井にはつきにくいようにも思えますが、実際はかなりのホコリがついているのです。

天井のホコリを取るには「ポリバタキ」がおすすめです。ポリバタキはポリプロピレン製の毛足がたくさんついているハタキです。柄の先がカラフルでふわふわとしたもので、ホームセンターや100円ショップでもよく見かける掃除道具です。

ホコリが大量に溜まっている場合は掃除機も活用しましょう。また、柄の長いワイバーとシートも用意しておきます。

また、天井にクモの巣が張っていることあるでしょう。クモはハエやゴキブリなどの衛生害虫を捕食してくれる、益虫でもあります。しかし、クモの巣を張らせておくのは見た目がよくないですし、なかなか自然には壊れないので、見つけたら取り除いておくべきです。

クモの巣を除去する専用商品も市販されています。ただの棒のような見た目ですが、棒先が回転し、取りづらいクモの巣も絡めとってくれます。また先端に専用シートを張り、シートに巣を絡ませるタイプの除去グッズもあります。クモの巣から距離も取れるので、クモが苦手な方でも使いやすいでしょう。

油汚れ

キッチン、ダイニングの天井では油汚れも気になります。油汚れがこびりついて掃除が面倒になってしまわないように、キッチンの天井はこまめに掃除をしておきたいものです。

天井の油汚れには「アルカリ電解水」がおすすめです。アルカリ電解水はアルカリの性質を持った洗浄水で、100%水であるため安全性が高いです。油汚れに強いだけでなく、食品・食器など口に入れるものが多くあるキッチンで最適な洗浄剤といえます。ほかにも、柄の長いワイパーとマイクロファイバー素材の雑巾も用意しておくと便利でしょう。

煙草のヤニ汚れ

室内で煙草を吸う方がいれば、避けられないのがヤニ汚れです。煙草にはタールが含まれています。タールは粘着性のある植物樹脂で、これが「ヤニ」の正体です。タールは油性で粘度があるので、一度付着して固まってしまうとなかなか落ちにくいのです。

最近、アイコスやプルームテックなどの加熱式煙草に替える方も多いようですが、火を使わないからといって、タールが全く出ていないわけではないのです。ニオイも少ないので、それほど部屋が汚れないと思われるかもしれません。ところが、気づけば壁や天井が黄ばんでいるということもあるでしょう。

天井のヤニ汚れには、中性洗剤を使います。また、油汚れと同じくワイパーと雑巾を用意してください。しつこいヤニ汚れであれば「セスキ炭酸ソーダ水」も有効です。

セスキ炭酸ソーダは、セスキ炭酸ナトリウムという無機化合物で、家庭用洗剤や入浴剤として使われています。自然由来で環境に優しく、安全性が高いので、ペットや小さいお子さまがいるご家庭でも安心して使用することができます。

カビ汚れ

忘れがちなのが浴室の天井です。浴室は湿気がこもりやすいため、カビには普段から注意している方も多いでしょう。ですが、なんとなく浴室の天井は汚れなさそうと見逃していることもあるのではないでしょうか。

じつは、見逃された浴室の天井でもカビ菌は繁殖しているのです。浴室はまめに掃除しているのにカビが生えやすいという場合には、天井の掃除を忘れていないか確認してみましょう。

最近は加湿器を使用するご家庭も多いため、浴室のような水回り以外の天井でも、カビが生えてしまうケースが見られます。天井に黒いシミのような汚れがあれば、それはカビかもしれません。カビはアレルギーの原因にもなりますので、天井のカビ汚れを見つけたら、放置せずにしっかり掃除しましょう。

天井のカビ汚れにもカビ取り剤が有効です。カビ取り剤のなかでも、塩素系洗剤は強い漂白力と高い除菌効果があります。ただし天井の素材によっては、色落ちや傷みが出る場合がありますので、使用前に目立たない場所で試し、ご自宅の天井でも使用可能かチェックしておきましょう。

安全性の面からも塩素系の洗剤を使いたくない場合には、消毒用エタノール、重曹水、またはセスキ炭酸ソーダ水を使用しましょう。柄の長いワイパーや雑巾、キッチンペーパーがあると便利です。

塩素系洗剤を使う場合には身を守るため、マスクやゴム手袋、ゴーグル、頭部を覆える三角巾や帽子などもあるとよいでしょう。

天井の掃除方法1【ほこりやクモの巣】

天井の掃除方法は汚れの種類によって違う!落とし方を汚れごとに解説

天井掃除には事前準備が必要です。天井からホコリなどの汚れが落ち、使用する洗剤が垂れてくる可能性もあります。掃除したい場所の家具は、可能であれば移動させておきましょう。移動が無理であれば、汚れないよう、新聞紙やビニール袋などで覆っておきます。

天井から舞うホコリ、洗剤の液だれに備えて、マスクやゴーグル、頭部を覆える三角巾や帽子を身につけておきましょう。特に帽子は、洗剤の液だれから目を保護できるつばのあるものがおすすめです。

掃除の手順

事前準備ができたら、掃除開始です。まずはポリバタキを使って、ホコリを落としていきましょう。ポリバタキは静電気を利用して、ホコリをからめとっていきます。使用前にポリバタキを振って、静電気を起こしてから、天井を撫でるように掃除してください。

エアコンの室内機の周りやカーテンレール、また背の高いタンスなどの家具の上も、ホコリが溜まりやすい場所です。上まで届く専用ノズルがあれば、掃除機で一気にホコリを吸い取ってしまいましょう。

大方のホコリが取れれば、あとはワイパーを使ってしっかり拭き掃除します。まずは、雑巾をセットして水拭き、またはウェットタイプのシートで拭いたら、ドライタイプのもので乾拭きしておきましょう。

天井もこまめに掃除をしておけば、普段はハタキがけだけで十分になります。フロアを掃除する前に、ハタキ掛けをするように心がけておきたいものですね。

クモの巣の除去は、意外と厄介なものです。普段使用しているホウキやブラシ、ハタキなどで取ろうとしても、上手く絡めとることは容易ではないのです。また、クモの巣を天井から取り除くことができても、今度はホウキに絡んだ巣を取らなくてはいけません。

このことからも、クモの巣除去の専用品を使っての作業をおすすめします。一旦除去できても、再度巣を張られてしまわないように、クモ駆除剤や防止スプレーなど使って対策しておくことも検討してみましょう。

天井の掃除方法2【油汚れ】

天井の油汚れを掃除する場合も、同じように事前準備しておきましょう。特に洗剤に溶け出した油汚れが、天井からぽたぽたと降ってくる恐れがありますので、食品、食器や調理器具は必ず移動させ、服装も汚れてもいいものに着替えておきましょう。アルカリ電解水は安全な洗浄剤ですが、直接天井にスプレーするのはあまりおすすめできません。

掃除の手順

マイクロファイバー素材の雑巾にスプレーしてしみこませ、ワイパーにセットし、こするように天井を拭きましょう。ポイントは汚れの少ないところから掃除をはじめて、換気扇回りのような汚れのひどいところをあとに回していきます。そうすることで、きれいになっていくのが実感できて掃除を気持ちよくすすめることができるでしょう。

しつこい汚れがこびりついている場合には、ワイパーだけでなく、直接マイクロファイバーの雑巾を持って、汚れに押し当てるように掃除しましょう。アルカリ電解水は、染みなってしまうようなこともないので2度拭きする必要はなく、そのまま放置して乾かすことができます。

天井の掃除方法3【煙草のヤニ汚れ】

天井の掃除方法は汚れの種類によって違う!落とし方を汚れごとに解説

天井のヤニ汚れも、事前準備は同じです。そして天井についたホコリも事前に払っておきます。

掃除の手順

ワイパーに雑巾をセットし、水で薄めた中性洗剤、またはセスキ炭酸ソーダ水をしみこませておきます。ワイパーでこするように天井を拭き、その後は水拭きしてから、乾拭きもします。天井をよく乾かしておかないとカビが発生する原因になるからです。

天井の掃除は良く晴れた日におこない、部屋は風通しよくしておきましょう。ひどいヤニ汚れには、メラミンスポンジを使ってみてください。しかし強くこすりすぎると傷んでしますので十分注意が必要です。目立たないところで試してから、使用しましょう。

天井の掃除方法4【カビ汚れ】

天井のカビ汚れを掃除する場合、換気が重要です。必ず窓を開ける、または換気扇を使用して、風通しをよくしておいてください。そして、カビを吸い込まないようマスクを着用しましょう。今回は塩素系洗剤を使用した掃除方法をご紹介しますが、直接天井に向けてスプレーするのは絶対にやめましょう。塩素系洗剤は強力な洗剤だからです。

掃除の手順

ワイパーに雑巾やキッチンペーパーをセットし、しみこませて使用します。手が届くようであればスポンジにつけてこすってもよいでしょう。

次にワイパーを使って、天井にも洗剤をしっかりしみこませます。10分以上放置してから、水拭きしましょう。寝室やリビングであれば洗剤が残らないよう2度拭きした上で、カビが発生しないようにしっかり風を通して乾かしておきます。

カビはどこにでも発生します。天井に発生しているのなら、ほかの目につかない場所でもカビが発生している可能性は高いでしょう。家具の裏や収納スペースの奥なども合わせて確認してみてください。

汚れをそのままにすると健康や家計にダメージが

「天井も汚れることがわかったけれど、そこまで気にする必要はない」、「年に1回の大掃除で十分」と考えてはいませんか?ほんとうにそうなのでしょうか。

汚れをそのままにすると健康に悪影響が……

天井の汚れは見た目が悪いだけでなく、健康に害を及ぼす可能性があります。ホコリやカビはアレルギーを引き起こす原因であり、免疫が落ちているときには肺炎など病気にもなる場合もあります。また、どんな時でも天井からホコリが落ちてきている環境で生活しているのは、気持ちのいいものではありません。

寝室で見上げているのは夜空ではなく天井です。意識していなくても脳裏には天井の汚れが残っていくのです。天井くらい汚れていてもいいかと思っていると、気づかないうちに部屋全体が汚れているかもしれません。

賃貸物件の場合、退去費用が高くなることもある

お住まいが賃貸の場合は、より日々の掃除には気をつけなくてはならないでしょう。退去の際には「原状回復」の義務を負っています。ただし、経年劣化による自然な消耗の修繕にまでは費用を負担する必要はありせん。

しかし、長年天井の汚れを放置していると、簡単な掃除では汚れ、黄ばみは落ちません。掃除で解決できたとしても、かかった費用は退去者に請求される可能性があります。あるいは、天井の張り替えとなってしまう場合もあるでしょう。

張り替えになってしまうとどれだけの出費になるかわかりません。定期的に適切な掃除することでこのような出費は避けられます。決して、天井くらいといって甘く見ないほうがよいでしょう。

プロの力で安心、安全、きれいを実現!

天井は位置が高く、掃除しにくい場所であることは間違いないです。掃除の際には脚立や踏み台を使うこともありますので、転倒・落下事故に注意も必要です。常に見上げているので、首を痛め、無理な姿勢を取ってケガをする危険もあります。

また、こまめに掃除しておけば、天井の汚れもひどくなることはありませんが、何年も放置していると、簡単に汚れは落ちないものです。こうなってしまうとご自身でなんとかしようとしても難しいでしょう。

必要な場合には、無理せずプロの力に頼りましょう。事故やケガの恐れもなく、手ごわい汚れもしっかり落としてくれます。さらに、天井素材に適した洗浄剤も把握しているので、天井の損傷を心配する必要がないでしょう。

まとめ

天井は掃除のしにくさで敬遠されたり、それほど汚れていないだろうと思われて、見逃されがちな場所です。しかし、日々のあたり前の生活なかで、汚れは確実に蓄積されていきます。年に1回の大掃除では決して十分とはいえません。

こまめに掃除をすることが大切で、それこそが天井掃除をしやすくする最も簡単な方法でもあるのです。長年放置してしまった天井汚れには、プロの力を借りることもおすすめです。プロの技によりしっかりときれいになった天井であれば、清潔さを取り戻せるでしょう。

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